ふしぎの時間割 岡田淳 作
教室にある岡田淳の作品は、これでコンプリートしました。2日間120分で読了。
短編集です。漢字も総ルビで、文体も平易で読みやすく、読書に慣れてきた3年生くらいが面白く読める本だと思います。が、結構岡田淳さんの他の作品と比べて、語ったり揺さぶられたりはしない作品です。収録された話が、全部が全部そうだとは言いませんが、少ないです。純粋にロー・ファンタジーを楽しむことができる本といった感じです。
一番面白かったのは、5時間目の「石ころ」でした。一度は、誰もが思ったことがあるだろう、相手へのムカつきから、もー!〇〇になっちゃえ!が現実に起きちゃう話です。
あー、これ分かるわー。となること請け合いです。
面白さ星10で星