徒然なるままに

読んだ本について、あーでもないこーでもないと勝手に考えるブログです。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

リ・セット 魚住直子 作

2日間、150分で読了。この4日間、数冊手にとって読んでみたが、どれもイマイチ。面白いと思える本に出会えず、積読から選書。 魚住直子さんの、思春期バリバリ女子の心情描写が光る作品です。でも、中高生向きです。すげえ本が読める子なら、小学生でも…

耳の聞こえない子がわたります マーリー・マトリン 作

教室で眠っていた本を選書。4日間かけて読了。それだけふかーい内容だからではなく、読んでいてとても退屈で、途中で読むのをやめてしまいたくなるくらい、つまらなかったからです。きっと読む人を選ぶ本です。 難聴の主人公・ミーガンと内気な健常児・シン…

マヤの一生 椋 鳩十 作

教室にずっと眠っていた本。全くよく見ず購入していたので、てっきりマヤ文明のお話かと思ったら、全然関係なかった本でした。作者を見て、気づきましたが『大造じいさんとガン』の人でした。無知は怖い。90分読了。 バリバリの反戦本です。飼い犬マヤをめ…

ふしぎの時間割 岡田淳 作

教室にある岡田淳の作品は、これでコンプリートしました。2日間120分で読了。 短編集です。漢字も総ルビで、文体も平易で読みやすく、読書に慣れてきた3年生くらいが面白く読める本だと思います。が、結構岡田淳さんの他の作品と比べて、語ったり揺さぶ…

放課後の時間割 岡田淳 作

教室にある岡田淳さんの作品も、だいぶ読んできた。90分読了。 あらすじとしては、学校ネズミ、という学校に住むネズミが主人公の先生に、色々な話を聞かせる短編集のような話です。まぁどれもこれも、結構学校の怪談的な内容が多く、ほんわかした面白さで…

選ばなかった冒険〜光の石の伝説〜 岡田淳 作

岡田淳の世界を堪能しよう!で選書。200分読了。心地よい読後感。 漢字はルビが振ってありますが、内容は高学年向きのロー・ファンタジーです。人の死など、結構シビアな場面がたくさん出てきます。表現も、ダレン・シャンとまでは行かないまでも、グロテ…

二分間の冒険

二分間の冒険 岡田淳 作 岡田淳の世界観を満喫したいと思い、以前挫折した本を選書。3日間、180分で読了。 教室では、これまで文字もちっさいし、分厚いしで敬遠されがちな本でした。でも、読んでみると、そこは岡田淳。安定のロー・ファンタジーで、展開…