放課後の時間割 岡田淳 作
教室にある岡田淳さんの作品も、だいぶ読んできた。90分読了。
あらすじとしては、学校ネズミ、という学校に住むネズミが主人公の先生に、色々な話を聞かせる短編集のような話です。まぁどれもこれも、結構学校の怪談的な内容が多く、ほんわかした面白さでした。内容も字体も、中学年向きの図書です。何か語ったりするのには、あんまり向いていません。
自分が気に入った話は、題名にもなっている『放課後の時間割』でした。憧れていたけど、実際に、なってみて気づくことっていっぱいあるよね、って話です。
どうでもいいけど、岡田さんの物語には、いつも最後に「それからあとのこと」があります。ここが結構、面白い。最後の物語のいい締めくくりに、毎回なります。
もう少し、学校ねずみと主人公の交流が描かれていたら、自分的には面白かったかなぁと思いました。
面白さ星10で星