徒然なるままに

読んだ本について、あーでもないこーでもないと勝手に考えるブログです。

放課後の時間割 岡田淳 作

 教室にある岡田淳さんの作品も、だいぶ読んできた。90分読了。

 あらすじとしては、学校ネズミ、という学校に住むネズミが主人公の先生に、色々な話を聞かせる短編集のような話です。まぁどれもこれも、結構学校の怪談的な内容が多く、ほんわかした面白さでした。内容も字体も、中学年向きの図書です。何か語ったりするのには、あんまり向いていません。

自分が気に入った話は、題名にもなっている『放課後の時間割』でした。憧れていたけど、実際に、なってみて気づくことっていっぱいあるよね、って話です。

 どうでもいいけど、岡田さんの物語には、いつも最後に「それからあとのこと」があります。ここが結構、面白い。最後の物語のいい締めくくりに、毎回なります。

 もう少し、学校ねずみと主人公の交流が描かれていたら、自分的には面白かったかなぁと思いました。

面白さ星10で星

https://www.amazon.co.jp/放課後の時間割-偕成社文庫-岡田-淳/dp/4035508802/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2X1JDFCVOLPC0&keywords=放課後の時間割&qid=1687260672&s=books&sprefix=放課後の時間割%2Cstripbooks%2C262&sr=1-1