徒然なるままに

読んだ本について、あーでもないこーでもないと勝手に考えるブログです。

こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ 岡田淳 作

 こそあどの森シリーズの番外編です。80分読了。

 こそあどの森の登場人物たちが、子どもだった時の思い出話が短編集という形で収録されています。読みやすさは、抜群。どれもいい話だなぁ〜としみじみしちゃう感じです。岡田淳さんの『ふしぎの時間割』のような感じでしょうか。このシリーズを読んでいた方が楽しめますが、それぞれの話がシリーズからは独立しているので読んでいなくても、楽しめる構成になっています。

 『子どものころのことって、おとなになっても、つながっているんだね』という最後の文が、そのまんまこの本の言わんとしていることだと思います。だからこそ、子供時代の体験って大切ですよね。どんな人に出会うか、どんなものに出くわすか、どんな困難にぶち当たるのか、どんな本と出会うのか。これからも、担任する子供たちには、ステキな本と出会ってほしいなぁ〜。そんなことを考えながら、しみじみ読み耽ることができました。

面白さ星10で星8

https://www.amazon.co.jp/こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ-こそあどの森の物語-岡田-淳/dp/4652204299/ref=sr_1_1?crid=20F13SYSYCDNJ&keywords=こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ&qid=1690371287&s=books&sprefix=こそあどの森のおとなたち%2Cstripbooks%2C188&sr=1-1