第176回LAFT 井本陽久さんを呼んでのワークショップ
できるようにさせたい
できるようにしないといけない
何か身につけさせたい
何か身につけさせなきゃいけない
ほんとにそうなんでしょうか。それは子供が望んでることなんでしょうか?ってことをしつこく問われているよーな気がするワークショップでした。
子供は期待に応えようとするけど、それは、ありのままの自分を自分自身で否定していることに他ならない。子供の本当の生き生きした顔ってどんな顔なんでしょうか。自分の授業では、生き生きした笑顔で子供は学んでいるのだろうか。失敗を繰り返して、面白がりながら自分のやり方考え方で試行錯誤を繰り返して、たくましく成長しているのだろうか。
私たちは、その色眼鏡で子供を見ちゃいますが、井本さんは全然そんなメガネをかけて子供を見ない。本当に、今、そこで起きてる子供のプロセスをただ楽しんだり慈しんだりする。子供の文脈を子供の視点できちんと理解しようとする姿勢に、ただただすごいなぁ〜と思いました。
案外人は自分ができることを把握していない
できるできないではない
一人一人が発揮している力を見取り、それを共有していくことが学び
できるできないを問題にするのではなく、興味関心にこそこだわるべき
自分の教師としての在り方を問われる言葉がたくさんありました。これからも自分の力で、できることを試行錯誤していきたいと勇気をもらえる研修でした。