徒然なるままに

読んだ本について、あーでもないこーでもないと勝手に考えるブログです。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

虚空の旅人 上橋菜穂子 作

守り人シリーズの4作目です。精霊の守り人となった、シリーズでの準主人公のチャグム皇太子が主人公になった外伝作品です。 あらすじとしては、新王の即位式に出席するためにサンガル王国に出向くチャグムが、サンガル王国を巡る陰謀に巻き込まれていくお話…

夢の守り人 上橋菜穂子 作

守り人シリーズの3巻目です。1巻目に出てきた登場人物達が、総出演です。 あらすじは、人の心の「夢」を糧にする異界の花(ファンタジーすぎて設定を理解するのにちょっと酔った)に囚われてしまった人々を、どうやって救うのかを軸にして進んでいきます。…

闇の守り人 上橋菜穂子 作

守り人シリーズの2作目。3日間で読了。 前作から舞台を主人公・バルサの故郷、カンバル王国に移し、物語は進行していきます。相変わらず、カンバル王国や地下世界の情景描写が素敵です。自然とそのシーンを思い浮かべてしまうくらい、綺麗な書き方です。 …

精霊の守り人 上橋菜穂子 作

「守り人」シリーズの1作目です。4日間で読了。 古代アジアをモデルにしたハイファンタジーです。一応児童文学ですが、とても世界観が作り込まれています。小学校高学年の子には、皇太子をどう救うかという展開にワクワクしながら読むことができるでしょう…