徒然なるままに

読んだ本について、あーでもないこーでもないと勝手に考えるブログです。

こそあどの森の物語 水の精とふしぎなカヌー

 こそあどの森の物語シリーズの第11巻です。70分で読了。

 同じ時間軸で展開される話が、2話収録されています。物語の結末が対比されている構造で、前半部は超自然的なものが展開に絡み、後半部はそのまま雄大な自然の力が展開の根幹にあります。けど、そこから何か登場人物たちが葛藤する場面は皆無とまでは言わないけれど、あんまりありません。ひたすら、おー!とか、あー!とかいって自然や超自然的なものに感動・驚愕する場面が結構ひたすら続く感じです。

 とても読みやすく、ここまでこそあどの森シリーズの本を読んできた人にとってはこの世界観を楽しむことができるかな。トワイエさんの家ができる過程とかの、ファンを楽しませるエピソードが結構多い印象です。ですが、この巻からでも、全然読み始められるように、自然な感じで色々な補足説明が挿入されているので、丁寧なつくりだなぁと思います。

 面白さ星10で星7

https://www.amazon.co.jp/水の精とふしぎなカヌー-こそあどの森の物語-11-岡田-淳/dp/4652200277/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2WU2I2MIX98Q8&keywords=水の精とふしぎなカヌー&qid=1689892516&s=books&sprefix=水の精とふしぎnカヌー%2Cstripbooks%2C270&sr=1-1