先生、しゅくだいわすれました 山本悦子 作
絵本から図書への橋渡しで選書。20分で読了。
まぁとても読みやすいです。2年生くらいから読めると思います。そこそこの読みごたえもあるので、絵本から図書への橋渡しにピッタリの作品でした。
肝心の内容は、宿題を忘れた主人公・ゆうすけが、適当なことを言って、その場をしのごうとしますが、担任の先生に見抜かれます。そして、ユーモアたっぷりの担任の先生に、嘘をつくならバレないで面白い嘘をつかないとダメよ、みたいなことを言われ。本腰を入れて嘘を考え、次の日から宿題を忘れていく物語です。
まぁ、こんなクラスになったらそりゃ楽しいよね、と思いますが、現実はこうならねえだろと突っ込みたくなる展開です。子供は、登場人物が考えた嘘に面白がれるでしょう。
面白かったところは、
『「宿題を忘れる人は、一日一人にしましょう。じゅんばんは、点けん係の私が決めます。」りなが言うと、すごくりっぱなことが決まったように感じた』
いやー、こんなシーン確かにあるかもしれない。とクスッとしました。
面白さ星10で星7